パチンコをやめたくてもやめれない、そんな人も多いのではないでしょうか?
私もかつてはパチンコにのめり込んでいました。
しかし、あるジャンルの学問の本を読んでから、スパッとやめることが出来ました。
今日はその学問の内容について紹介したいと思います。
なぜパチンコを辞めたいか
そもそも人はなぜパチンコをやめたいと思うのでしょうか?
それには、以下のような理由があると考えます。
- なかなか勝てない
- 時間の無駄
- パートナーに辞めてほしいと言われた
などなど。。。まずは、パチンコ(パチスロ)の勝敗について簡単におさらいします。
パチンコは、玉を打ち出して台の中央部分の穴(チャッカー)に入れることで大当り抽選が行われます。
これがミドル台だと319分の1の確率で大当たり抽選を行うという仕組みです。
例えば319個のボールが大きな箱に入っているとします。また、その中の1つに当たりと書かれているとします。
その箱の中からボールを1個取り出し、当たりか外れかを確認する、外れていたらボールを箱の中に戻す、というサイクルです。
大当りを引くかどうかは完全確率で抽選が行われるため、1回目のチャレンジで大当りを引くこともあれば、1000回チャレンジしても大当りを引かないこともあります。
これは確率なので、人間の力ではどうすることもできません。
そのため、人間の力でできることがあるとしたら、チャッカーにより多くの玉を入れられることとなります。
パチンコ・パチスロには台毎にボーダーラインというものがあり、例えばP大工の源さん超韋駄天の場合、等価交換の店の場合には20.9という値です。
これが何を意味しているかというと、1000円で20.9回、つまり21回以上チャッカーに入れると理論上勝てます(期待収支がプラスになる)ということです。(等価交換というのはパチンコ店によって違い、貸玉の料金と交換する際の価値が同じになることを言います。4円パチンコであれば25玉で100円相当です。)
ただし、確率ですから必ずしも勝てると保証されている訳ではなく、試行回数を重ねることで確率の収束を狙いに行くということになります。
これらをおさらいすると、パチンコに勝つためには
「ボーダーライン以上の台をひたすら長時間打ち続ける」
これしかありません。この台は1000回もハマっているからもうすぐ出るだろう、などと言った考えはオカルトでしかありません。
で、実際にボーダーライン以上の台があるかというと、実際にはなかなかないのが実情です。
それもそのはずです。パチンコ店の還元率は80〜85%と言われており、これは平均的に1000円投資したら800〜850円となって戻ってくるということです。つまり、絶対的に店側が有利になるように設定されています。
余談ですが、宝くじの還元率は47%です。つまり平均として1000円のうち470円しか還元されないです!
引用元(宝くじ公式HP)
https://www.takarakuji-official.jp/about/proceeds/top.html
これらのことから現実的にパチンコで勝つのは難しいということが言えます。
なぜ辞められないか
おそらく大半の人がボーダー以下の台だと分かっていたとしても打っていると思います。つまり、理屈では負けると分かっていても打ってしまうということです。
これはなぜか?ということについて解説していきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題となります。
これらの事象は、行動経済学という理論を通じて説明ができます。これから、行動経済学の理論をもとに解説していきたいと思います。
なぜ負けると分かっていても打ってしまうか
行動経済学における最も重要な理論が「プロスペクト理論」というものがあります。これは、ざっくりと言うと、「人は得した時よりも損した時の方が落ち込む」と言うものです。例えば、あるとき1万円を拾ったとします。その時の喜びを仮に10ptだったとします。またあるとき1万円を落としてしまったとします。その時の悲しみは20〜40ptにもなると言われています。これをプロスペクト理論における「損失回避傾向」と言います。
つまり、人は本能的に損することを嫌う傾向があると言うことです。そして、もう一つ人は「気質効果」と言って自分自身に都合のいい言い訳をしてしまう、という性質を持っていることもわかっています。気質効果は下記のような心理が影響しています。
- 過去の自分の判断を後悔したくないため、自分に都合の良い結果となることを予測してしまう(後悔回避性)
- 自分の能力に自信を持ちすぎ、自らを過大評価してしまう(自信過剰)
これらの心理状態が影響していると考えます。
なぜ負けたのに次も打ってしまうのか
また、人は利益が出ている時にはリスク回避、損失が出ている時にはリスク愛好的という心理となるようです。
前回の負けを取り戻そうとして、勝つまで辞めないというのもこの心理状態となります。
また、一発逆転を狙いよりギャンブル性の高い台を狙うようになり、結果として更に負けが混んでしまう問いことになります。
どうすれば辞めれるか
このように、人がパチンコにのめり込んでしまい、なかなか辞めれないという心理が、行動経済学から説明ができるということを解説してきました。
それでは、どうすればパチンコをやめられるかについて、筆者の考えを述べていきたいと思います。
腹をくくって損切りする
一言で言うとこれしかありません。もしあなたがボーダーライン以上の台を打てているのであれば問題ありません。そのまま続けることでいつか確率が収束して勝てるようになるでしょう。
しかし、大半の人はボーダー未満の台で、淡い期待を持って打っていると思います。
これでは、一時的にたまたま勝てたとしても、長期的に見たら確実に負けてしまいます。
繰り返しますが、パチンコで勝つためには
「ボーダーライン以上の台をひたすら長時間打ち続ける」
しかありませんので、ボーダー未満の台で打ち続けることは、期待収支がマイナスとなる行動をしていることに他なりません。
ですので、後悔回避性や自信過剰といった心理状態に惑わされず、勇気を持って損切りを行う、そしてういた時間を自己啓発や資格の勉強に充てることで、将来的に必ずプラスになると考えます。

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